アロマテラピーの効果・効能

アロマテラピーの目的は、香りの成分を鼻や皮膚から吸収して病気の治療や予防をしたり、健康を促進することです。

しかしそれ以前に、心地よい香りを嗅いで心身をリラックスさせたり、リフレッシュさせたりする効果を期待するほうが大きいでしょう。いくら病気の予防のためとは言っても、その香りが不快なものであれば決してリラックスできるはずも無く、効果は期待できません。

ところで、嗅覚と記憶は、とても密接な関係があります。ある香りを嗅いだとき、ふと記憶がよみがえるという経験は、誰にでもあるものです。香りは、たとえそれが一般的に良い香りとされていても、それとともに不快な記憶があれば、その人にとってその香りは不快なものでしかなくなります。

さて、アロマテラピーの効果は、薬理作用、精神作用、癒し作用の3つに大別されます。

薬理作用というのは、精油の化学物質による効果のことです。たとえば、胃腸の調子が悪いときにはペパーミントが効果的ですし、軽いやけどや打ち身にはラベンダーの精油を皮膚に塗ることで痛みが緩和されます。精油の薬理作用はさまざまで、精油をブレンドすることによって相互的に更なる効果を期待できます。

薬理作用が身体に働きかけるものであるのに対して、こころに働きかけるのが精神作用です。たとえば、ラベンダーは質のいい眠りを導くとして有名ですが、これはラベンダーに脳波を沈静させる効果があるからです。反対に、ローズマリーは脳波を活性化させ、リフレッシュ効果があります。

最後に癒し作用ですが、これは先にも述べたように、人それぞれです。精油に限らず、ある特定の香りを嗅ぐととても落ち着いた気分になったり、逆に不快になったりします。

アロマテラピーでは、この香りの癒し効果だけではなく、精油を使ってマッサージすることで、タッチングの心地よさも得られます。


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