アロマテラピーの歴史は、想像以上に古いものです。アロマテラピーという言葉が作られたのは、現代になってからですが、その言葉が生まれる何千年も昔から、アロマテラピーの基礎は成立していました。
紀元前3000年、今より5000年以上前のエジプトで、宗教儀式に香りが焚かれていました。また、ミイラづくりには、防腐効果のある植物を用いていました。クレオパトラがバラの花を入浴や香水に使用していたのは、有名な話です。
さらに時代が進み、中世に入ると、精油の蒸留法が確立され、薬草が医学の分野にも進出して行きます。多くの人々が東西を行き交うようになり、ハーブや各種の薬草、そして精油の蒸留法も、ヨーロッパに伝わります。
その後も、世界各地で薬草が用いられるようになります。20世紀になって、フランスの化学者ルネ・モーリス・ガットフォセが、芳香療法と言う意味の「アロマテラピー」という言葉を作ります。
フランスの軍医であるジャン・パルネが、戦場で精油を医療に用い、フランスではアロマテラピーはその後も医学分野で大いに用いられるようになります。
また、精油を使ったマッサージ法が編み出され、一般の人々にもアロマテラピーが浸透していきます。世界各国でアロマスクールが開校され、多くの専門家が輩出されて、アロマテラピーは今や、誰もが気軽に行えるものとして広まっています。
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