アロマオイルと一口に言っても、いろいろな種類のものがあります。精油、キャリアオイルはもちろん、今では人工的に香りを作った、合成の芳香オイルが格安で販売されてもいます。
どのオイルにも共通して言えることですが、100パーセント安全なものであるとは言いきれません。使われている植物や成分にアレルギー反応を起こす場合があったり、植物にかぶれたりも十分に考えられることですし、それ以外にもマイナスの作用をすることもあります。
たとえば、アロマオイルを内服すると、消化器系を痛めることがあります。これを、経口毒性と言います。ただし日本では、薬事法によりアロマオイルの内服は禁止されていますので、これについては大丈夫と言えるでしょう。
次に、皮膚に塗ることでオイルが血液に入り、体内をめぐって内臓を痛めることがあります。これは経皮毒性と言い、アロマオイルに限らず、シャンプーや洗剤などでも起こりうることです。
さらに、ケトン類は有益ではありますが、神経に対しては毒性を持ちます。そのため、使用濃度に注意する必要がありますし、てんかんや高血圧の人は使用しないほうがいいでしょう。これを神経毒性と言います。
また、アロマテラピーをする上では常識的なことですが、妊娠中や乳幼児には使える精油は決まっています。これも、その成分によって何らかのマイナスの作用が予想されるためです。何かマイナスの作用が起こった場合でも、胎児や乳幼児はそれを周囲の大人に伝えることができませんので、特に注意が必要です。
そのほかにも、植物にかぶれたりアレルギーを持っていたりすることは十分に考えられますので、アロマオイルを使用する場合には、必ずパッチテストが必要になってきます。
パッチテストと言うのは、キャリアオイルならそのまま、精油の場合はキャリアオイルで規定の濃度以下に薄めたものを、二の腕の内側などの肌の柔らかい部分に塗布し、24時間から48時間放置して赤みや肌への刺激などの症状が出ないか確かめるものです。
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