芳香剤で楽しむ

精油を香らせ、それを吸うことによって呼吸器から肺へと有効成分が吸収され、血液を通って全身を循環させることを芳香浴と言います。芳香浴は、アロマテラピーの中でも最もポピュラーで最も手軽な方法です。

芳香浴には、専門のグッズがあります。キャンドルや電球を灯して、その熱で精油を揮発させるアロマポットやアロマライト、風で香りを拡散させるディフューザーがそれに当たります。

また、そういったグッズを使わなくても、外出するときにハンカチやティッシュなどに精油を数滴たらして持ち歩いておくと、いつでも芳香浴ができます。ハンカチやティッシュなどを利用しての芳香浴は、熱を使わないため、ベッドルームやデスクサイドなどでも安心して気軽に楽しめるのが魅力です。

そうは言っても、やはり芳香浴の王道はアロマポットでしょう。アロマポットは、インテリアの一部としても楽しめ、人気が高いようです。熱で揮発させることで、揮発を助けたり活性化させ、広い場所でも香りが漂います。

アロマポットの基本的な使いかたは、ポット上部のトレイ部分に水を張って、そこに精油を1から数滴たらしてキャンドルに火をつけます。

しかし、アロマポットが原因で火事になったということもあります。精油には引火性があるので、キャンドルを使用する場合には注意が必要なのです。アロマポットの上部のトレイ部分には、必ず水を張ります。熱で水が蒸発していきますが、なくならないように水を足すことも忘れてはいけません。

また、子どもやペットなどの手の届かないところに置くのはもちろん、風の入る場所や、燃えやすいものの近くも避けたほうが賢明です。そういった注意事項を守ってこそ、アロマテラピーは楽しめます。

精油を扱うときの注意だけでなく、グッズを扱うときの注意まであれば、面倒に感じてしまうかもしれませんが、安全に楽しむためには必要なことですし、慣れれば問題ありません。注意事項に気を付けて、アロマテラピーを楽しみたいものです。

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